「手術室看護師って、私に向いているのかな?」
病棟と違って基本は土日休み。夜勤ではなくオンコール体制が中心。一見すると働きやすそうに見えるけれど、実際は独特の緊張感や身体的負担があります。
私は医療現場に関わる中で多くの手術室看護師さんを見てきましたが、感じるのは、向き不向きは“能力”より“性格と生活スタイルとの相性”で決まるということです。
この記事では、
- 手術室看護師に向いている性格
- オンコールの実態
- 合わないと感じる理由
- 手荒れなど身体的適性
- 辞めたいと感じたときの考え方
をわかりやすく整理します。
自分らしく長く働くためのヒントになれば嬉しいです。
手術室看護師の働き方の特徴
まずは基本的な働き方を整理しましょう。
① 基本は平日日勤・土日休みが多い
予定手術が中心の病院では、
- 平日日勤
- 土日祝休み
- カレンダー通りの勤務
というケースが多いです。(施設によりやや違いはあります。)
そのため、
- 子育てと両立しやすい
- 生活リズムが安定しやすい
というメリットがあります。
② 夜勤ではなく「オンコール体制」
緊急手術に備えて待機するのがオンコール。
- 自宅待機
- 呼び出しがあれば出勤
- 夜間や休日に出動する可能性あり
頻度は施設によって差があり、オンコール当番の日のは、いつ呼ばれるかわからない緊張感はあります。
手術室看護師に向いている人の性格
① 緊張感の中でも冷静でいられる人
急変時も落ち着いて行動できるタイプは強みになります。
② 技術を磨くことが好きな人
器械出しや直接介助など、専門性が高い環境です。
患者さんと長期間関わるよりも、技術で支える役割にやりがいを感じる人に向いています。
③ チームプレーができる人
医師や麻酔科医との連携は必須。空気を読みながら動ける人は適性が高いです。
合わないと感じやすいタイプ
① 患者さんと深く関わりたい人
手術室では短時間の関わりが中心。
「寄り添いたい」という思いが強い人は物足りなさを感じることも。
② オンコールの緊張感が負担になる人
土日休みでも、オンコールが入ると気が休まりません。
- 外出を控える
- 飲酒できない
- 呼び出しの不安
この緊張がストレスになる人もいます。
③ 手荒れ・皮膚トラブルが強い人
意外と大きな問題が手荒れです。
手術前には、
- アルコール消毒
- クロルヘキシジン
- 長時間のブラッシング
- 手袋の長時間装着
これらが高頻度に続きます。
敏感肌やアトピー体質の方は悪化しやすい傾向があります。
- ひび割れ
- 出血
- 皮膚科通院
こうした理由で部署異動を考えるケースもあります。
これは根性の問題ではありません。
慢性的な皮膚炎は感染リスクにも関わるため、早めに相談することが大切です。
「辞めたい」と感じたときの考え方
手術室は働きやすい面もありますが、それでも迷うことはあります。
まずは整理しましょう。
① 理由を書き出す
- 人間関係
- オンコール負担
- 技術的プレッシャー
- 手荒れ
具体化すると対処法が見えます。
② 環境か職種かを分ける
今の病院が合わないのか、手術室という分野が合わないのか。
ここを分けて考えることが重要です。
自分に合う働き方を選ぶ
選択肢は一つではありません。
① 異動
病棟や外来など、関わり方が変わります。
② 専門分野へ進む
NICUなど、別の専門領域へ。
③ 転職という選択肢
オンコール頻度や体制は病院ごとに違います。
転職を考える場合は、
- オンコール回数
- 実際の呼び出し頻度
- 手荒れ対策の有無
など具体的に確認することが大切です。
まとめ
手術室看護師は、
- 基本土日休みで生活リズムが整いやすい
- 夜勤よりオンコール体制が多い
- 技術志向の人に向いている
一方で、
- オンコールの緊張が負担
- 人間関係で消耗
- 手荒れがつらい
というケースもあります。
心だけでなく、身体的な適性も重要です。
続けることも、環境を変えることも、どちらも正解。
あなたが長く働ける選択をしてください。
【FAQ】
Q1. 手術室看護師は本当に土日休み?
予定手術中心の病院では土日休みが多いですが、施設により異なります。
Q2. オンコールはきつい?
頻度は施設によります。おおよその呼び出し回数や夜間に対応した場合に翌日の勤務はどうなるのか事前に確認することが大切です。

